短歌の友人。
これはエッセイでも恋愛考察でもない、様々な世代の短歌を
解説、解釈してあるほむほむの歌論集。
短歌って正直良く分からない方が多いけど、中にはおぉーっと感銘するのが
たまーにある。そんなのがこの本には載ってます。
痩せようとふるいたたせるわけでもなく微妙だから言うなポッチャリって
脇川飛鳥
なんかクスってなるなー。
逢うたびに抱かれなくてもいいように一緒にくらしてみたい七月
俵万智
これはサラダ記念日で一世風靡した俵さんの歌。
これも分かるなー。たまにしか逢えないカップルの女性側の気持ちが
凄ーくよく出てる。
そしてこの本の中で一番凄いなーと思った歌は
ほむほむも言ってますが、あまりにど真ん中の直球でバッターもキャッチャーも
審判までもがあまりにもど真ん中に来たので一瞬固まってしまった。
そんな感じで表現してます。
たくさんのおんなのひとがいるなかで
わたしをみつけてくれてありがとう
今橋 愛
これ凄いよね。付き合い初めの頃は男も女もこう思っているんじゃ。
それをこんな簡潔に表現出来る人はかなり少ないのでは?
ほむほむの本は面白いわ。
by mts23 | 2014-07-08 18:37 | 読書