良いのと、そうでないの・・・
大沢在昌さんの『ユーラシアホワイト』。文句なしの面白さです。麻薬の流通などの実態にのせたフィクションなんでしょうが、小説とリアルの狭間といった作品です。スジが説得力あるんでハードボイルドファンも納得だと思う。
対して、『プリズン・トリック』で乱歩賞を取った人の作品ですが・・・正直グチャグチャですな。登場人物もスジもよく分からないし、説得力もなし。プリズン・トリックはまあまあかなと思ってたんで期待して読んだら、見事に期待ハズレとなりました。
by mts23 | 2013-03-12 18:33 | 読書